収益管理が難しい訳

個別の仕事について収益を把握する場合、売上と仕入がきっちりとシステムに入力されている必要があります。売上入力は、営業担当の営業成績や請求処理などのため、皆が真剣に入力してくれますし、既にそのようなシステムが導入されている会社が大半だと思います。しかし、仕入入力はそうもいきません。見積上で合えば受注後の仕入について管理することは営業上さほど重要ではないためです。途中で仕入金額が変わってしまうケースもありますが、この場合も顧客と協議の上、見積の変更を行い、売上を改定すれば後は問題ありません。もし社内で仕入入力を忘れてしまっていても、外注先から請求書が届きますからそれで支払えば済むわけです。しかも、社内でも忘れ、外注先でも請求を忘れていた場合、自社内が結果的に得ということになり、これも仕入入力を難しくする原因となっております。つまり仕入管理というのは、現場が便利になるものでもなく、余計な仕事が増えてしまうと考えがちになってしまうのです。

恐らく現場レベルでの会議でこの話を議題に上げると、ことごとく却下されます。そもそも収益管理などは経営者が一番見たい情報ですので、収益管理を徹底させるにはトップダウンしかありません。

2012-12-23 | Posted in 入江(社長)Comments Closed 

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