Windows8のHyper-V

Windows XPでしか動かないというソフトウェアをお持ちの方は多いかと思います。バージョンアップすれば最新OSで対応できるものは別として、特殊なソフトウェアでメーカがリリースしていなかったり、倒産してしまったり、カスタムソフトウェアだったりと、やむを得ない事情というものが少なからず存在します。しかしながら、Microsoftは2014年4月でサポートを打ち切ると断言しており、今もXP切りは確実に進行しております。話は脱線しますが、来年発売予定のOffice 2013はXPは対応しておりません。面白いことに、Vistaも無理っぽいところがあります。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee624351.aspx

話を元に戻します。では、XPをどうやって動かすかですが、Windows 7の場合はXP Modeというのがあって、Windows 7 Professional以上のOSをお持ちの方はダウンロードして自由に使うことができました。

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/features/windows-xp-mode

これはなりに便利で、COMやUSBなどを物理デバイスと結びつけることができ、これで助かるユーザも多かったはずです。しかし、Windows 8ではそう簡単にいきません。というのは、Windows 8ではXP Modeがありません。ではどうするのか。64bitのWindows 8 Professional以上にはHyper-Vという仮想化機能が標準でついております。これを使えば?Windows 8上で別のOSを動かすことが可能になります。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1212/06/news103.html

しかし、Windows 7 のXP Modeのような手軽さは全くありません。一番手っ取り早い方法は、Windows 7のXP Modeで作成されたVHDファイルをそのままWindows 8のHyper-Vにコピーする方法です。これですと、若干の設定変更は必要ですが、わざわざXPをインストールする必要はありません。しかし、そもそも、Windows 8ではXPの使用ライセンスを認めておりません。この方法ですとライセンス認証が必要になります。画面に従って購入するか、自前のライセンスを使わなければなりません。それと、より厄介なのは、COMやUSB等の物理デバイスを使用することができません。また、グラフィックドライバが4:3の解像度で色も16bitです。これについては、リモートデスクトップ接続を介すれば解決できます。Hyper-Vは仮想化を目的にしているので、こちらの使用方法の方が正しいのかもしれません。ただ、どちらにしても、使う側の知識が無いとXP Modeのように簡単にはいきません。

こんな面倒くさいんだったら、最新OSなど使わずXPでええやんってなりますよね。まあそれもOKですが、ハードウェアメーカがXPのドライバをリリースしなくなったら終わりです。だから、そのうち使えない方法になってしまうでしょう。

何れにせよ、XPは抹殺されるようです。XPでないと困る人は対策が必要かと思われます。

2012-12-25 | Posted in 入江(社長)Comments Closed 

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